アカネ科 ヤエヤマアオキ属

ヤエヤマアオキ(八重山青木)

Morinda citrifolia

ヤエヤマアオキ ヤエヤマアオキ
2008.05.25 西表島                                     2012.02.05 西表島

ヤエヤマアオキ ヤエヤマアオキ
2012.02.05 西表島

ヤエヤマアオキ
2012.02.05 西表島

ヤエヤマアオキ
2014.09.12 伊是名島

ヤエヤマアオキ
2014.09.12 伊是名島

ヤエヤマアオキ    ヤエヤマアオキ
2017.10.18 水納島                              2017.11.26 うるま市


【特  徴】高さ3〜10mの常緑亜高木。小枝は太く4稜形。葉は対生で楕円形〜長楕円形の長さ12〜25cm。革質で厚く、鋭尖頭〜鋭頭または鈍頭の全縁で、表面は光沢がある。大きな托葉を持つ。花は頭状花序をなし、径1.5〜2cmの白色の漏斗状で、先が5〜7つに裂け、卵円形または円形。液質の集合果は卵円形〜広楕円形の10cm程。未熟な果実は緑色だが、成熟すると淡黄色となり、独特の匂いを発し、完熟すると白色となり落下する。潮流によって散布される。
 根は赤の染料、樹皮は黄色の染料として利用され、琉球王国の貴重な交易品とされた。
 果肉は臭気があるが、薬用として注目されていて、ノニジュースの名でサプリメントとして売られている。

【生育環境】海岸林
【分  布】沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島、小笠原諸島、台湾、中国、インド、マレーシア、ハワイ諸島、ポリネシア、オーストラリア、カリブ海沿岸
【開花時期】周年
【カテゴリ-】絶滅危惧II類