セリ科 ヤブジラミ属

ヤブジラミ(藪虱)

Torilis japonica

ヤブジラミ     ヤブジラミ
2015.05.30 国頭村

ヤブジラミ
2015.05.30 国頭村


【特  徴】草丈30〜70p程の越年草。葉は長さ5〜10cmの2〜3回三出羽状複葉で互生する。小葉は卵状披針形で、細かく深裂し、先端の小葉が長い。両面に毛が多い。枝先の複散形花序に小花を多数つける。花弁は5個で白色。果実は長さ2.5〜4mmの卵状楕円形で、基部からカギ状に曲がった刺毛が密生する。熟すと淡褐色になり、2分果に分かれて落ちる。人や動物にくっついて運ばれる。
藪に多く、シラミのように衣類にくっつくことからこの名がつけられた。

【生育環境】 野原、道端
【分   布】 日本全土
【開花時期】 周年?
【カテゴリ-】