【特 徴】草丈50〜100pの多年草。茎は多数に枝分かれし、基部は木質化する。長い地下茎を伸ばして繁殖する。葉は互生し、長さ10cm前後の長楕円形で、縁は粗く鈍く切れ込む。茎や葉の中脈上に鋭い刺が密に着く。茎の上部の節と節の間から柄を出して花序をつける。花はナスに似た形で、花冠は5つに裂け、ほぼ平開して星形の直径は2cm〜2.5cm。花色は、白または淡青色で、雄しべの葯が長くて黄色。果実は「液果」で、直径1.5cm程の球形。初めは緑色で、熟すと黄褐色。 名前の由来は、茎や葉に鋭いとげが多いうえ、垂直および水平に広がる地下茎、種子でよく繁殖し、除草剤も効きにくい。一度生えると駆除しにくいという、始末の悪さからである。 帰化(アメリカ南東部原産) 【生育環境】日当たりのよい牧草地、原野、路傍、荒地 【分 布】日本全土 【開花時期】7〜10月 【カテゴリ-】 |