ツユクサ科 ツユクサ属

ツユクサ(露草)

Commelina communis

ツユクサ     ツユクサ
                   2012.05.05 国頭村

ツユクサ     ツユクサ
2012.05.05 国頭村                                 2015.06.27 国頭村

ツユクサ     ツユクサ
2015.06.27 国頭村


【特  徴】草丈20〜50cmになる一年草。茎の下部は匍伏して分枝し、上方は斜上する。葉腋から長さ2〜3cmの花柄が出て、その先に総苞が付く。総苞は広心形で、長さ2〜3cm、中肋に沿って二つに折れ、外側は無毛または疎らに毛があり、内側に数個の蕾を包む。花は1個ずつ早朝に総苞の外に出て開き、1日でしぼむ。1.5〜2cm程の花の花弁は3枚あり、上部の2枚は特徴的な青色で大きいが、下部の1枚は白くて小さく目立たない。雌しべが1本、雄しべが6本で、2本だけが完全で黄色。花柱とともに突出し、他の4本は仮雄しべになる。早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまう。
名前の由来は、朝咲いた花が昼しぼむことが朝露を連想させることから「露草」と名付けられた。
英名のDayflowerも「その日のうちにしぼむ花」という意味を持つ。

【生育環境】日本列島では、日のよく当たる原野や湿地、荒地に普通に生える雑草であるが、沖縄島北部では、山道沿いの林縁の日当たりのよくない湿った所に限られる。また、沖縄島では4〜6月に開花・結実し、7月に入り気温が高くなると枯死するなど、夏に開花する本土のものと比べ、生活史も異なる。
【分  布】ウスリー、樺太、北海道、本州、四国、九州、奄美大島、与論島、沖縄島北部、朝鮮、中国
【開花時期】4〜6月
【カテゴリ-】絶滅危惧U類