【特 徴】長さ30〜150pの常緑蔓性多年草。若枝には、短毛がある。葉は対生し、卵状楕円形〜長楕円形で、先端が尖るかまたは円く凸状。基部は円いかまたは浅い心形の、長さ6〜12p、幅3〜4pで、主脈が目立つ。裏面は淡い白緑色。花は、茎頂や葉腋から花茎を伸ばし、散形状に沢山つける。花冠は淡黄色で、中心部は帯紫色の、径は6〜8o程で5深裂し、星形、あるいはヒトデ形。裂片は三角状皮針形で3o程度。萼は5深裂し、径2.5o程で、裂片は狭三角形。中心に平らな柱頭が見えるが、その周りに雄しべ雌しべが合体してズイ柱になっていて、それを守るように副花冠が5個並んでいる。花後の果実は、V字形の細長い莢で、先端が細く尖る。中には白い絹糸状の冠毛を持った種子が入っている。 リュウキュウアサギマダラの唯一の食草。 【生育環境】日当たりのいい海岸の崖地や草地 【分 布】南九州以南〜琉球列島 【開花時期】5〜10月 【カテゴリ-】 |