グミ科 グミ属

ツルグミ(蔓茱萸)

Elaeagnus glabra

ツルグミ ツルグミ
2006.12.23                                       2007.03.25

ツルグミ   ツルグミ
2014.12.18 国頭村

ツルグミ    ツルグミ
2015.03.22 東村

ツルグミ    ツルグミ
2019.12.17 名護市

ツルグミ    ツルグミ
2019.12.17 名護市

ツルグミ    ツルグミ
2020.03.05 本部町


【特  徴】高さ1〜2mの常緑つる性低木。枝は蔓状に長く伸びる。若枝には赤褐色の鱗片がある。葉は互生し、葉身は長楕円形〜卵状長楕円形で革質。表は無毛で、裏面は赤褐色の鱗片が密生する。縁は波状。花は葉腋に数個束生する。萼筒は細い。実は長楕円形で、翌年の4月頃赤く熟す。グミの仲間の幹はあまり太くならず、生長すると他の樹木に寄りかかる。通常のツル植物のように巻き付いたり気根で付着することはせず、所々にある棘で引っかかる程度である。崖などでは垂れ下がって生育することも多い。

【生育環境】山裾の斜面や海岸からシイ・カシ帯の樹林内や林縁に自生
【分  布】本州(福島県以西)、四国、九州、沖縄、 朝鮮南部、中国、台湾
【開花時期】10〜12月
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