トウヅルモドキ科 トウヅルモドキ

トウヅルモドキ(籐蔓擬き)

Freycinetia formosana

トウヅルモドキ トウヅルモドキ
2006.12.23 名護市                                   2007.08.31 西表島

トウヅルモドキ         トウヅルモドキ
2007.08.31 西表島                                         2012.05.13 石垣島

トウヅルモドキ           トウヅルモドキ
2012.05.13 石垣島


【特  徴】長さ10m以上になる常緑蔓性草本。茎は緑色で、大木に絡み、太陽を求め大木の樹冠の上へ伸びていく。葉は長さ40〜60pの線形で、葉は竹の葉のような形をし、葉の先が巻きヒゲになっていて、この巻きヒゲで他の植物に絡み伸びていく。夏頃から大きな木の樹冠等で茎先に直径2oくらいの小さい花が集まり、房状の花序を出して、白い花を咲かせる。秋になると5〜6oの球形の実が赤く熟しだす。
蔓を蒔いて頭に載せ、神事に使う地方もある。

【生育環境】低地から山地の林縁
【分  布】石垣島、西表島、小笠原諸島、台湾、フィリピン
【開花時期】5〜8月
【カテゴリ-】