【特 徴】高さ約7mに達する落葉性小高木。葉は卵状披針形〜楕円形、頂端は鋭形から鋭先形、基部は鈍形、長さ9〜15cm、幅2.5〜8cm両面に粗毛が生える。枝先の集散花序に多数の花を密に付ける。花冠は白色の筒状で、先は5裂する。萼筒は縦方向に10本の肋があり、長さ約4mmで、花筒部を包む。核果は白色半透明の液果で、楕円形の長さ13mm、幅8mm。種子は1〜2個の斜楕円形で、斜めの大きな針状突起が数個ある。 【生育環境】低地の森林、林縁 【分 布】石垣島、西表島、魚釣島、台湾、フィリピン しかし、いずれも近年は現状不明となっていた。 分布域の北限であり、絶滅が危惧される。 【開花時期】9〜11月 【カテゴリ-】絶滅危惧TA類 |