ムラサキ科 カキバチシャノキ属

トゲミノイヌチシャ(棘実ノ犬萵苣)

Cordia cumingiana Vidal

トゲミノイヌチシャ トゲミノイヌチシャ
2011.09.08 西表島                                    2012.02.05 西表島

トゲミノイヌチシャ トゲミノイヌチシャ
2012.02.05 西表島

トゲミノイヌチシャ
2014.07.26 西表島

トゲミノイヌチシャ
2014.07.26 西表島

トゲミノイヌチシャ
2014.07.26 西表島

トゲミノイヌチシャ
2014.07.26 西表島

トゲミノイヌチシャ     トゲミノイヌチシャ
2014.07.26 西表島


【特  徴】高さ約7mに達する落葉性小高木。葉は卵状披針形〜楕円形、頂端は鋭形から鋭先形、基部は鈍形、長さ9〜15cm、幅2.5〜8cm両面に粗毛が生える。枝先の集散花序に多数の花を密に付ける。花冠は白色の筒状で、先は5裂する。萼筒は縦方向に10本の肋があり、長さ約4mmで、花筒部を包む。核果は白色半透明の液果で、楕円形の長さ13mm、幅8mm。種子は1〜2個の斜楕円形で、斜めの大きな針状突起が数個ある。

【生育環境】低地の森林、林縁
【分  布】石垣島、西表島、魚釣島、台湾、フィリピン  しかし、いずれも近年は現状不明となっていた。 分布域の北限であり、絶滅が危惧される。
【開花時期】9〜11月
【カテゴリ-】絶滅危惧TA類