【特 徴】高さ2〜3mの常緑低木。葉は枝の上部に密に互生するが、枝の先の方に集まるので輪生しているように見える。長さ5〜10cmの長楕円形で、表面は深緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。全縁で葉が反り返るのが特徴。本年枝の先に集散花序を出し、白い花を上向きに多数開く。雌雄異株で、雌株は、花の中心部にやや膨らんだ子房が見える。花弁は5枚で、芳香がある。果実は直径1〜1.5cmの球形で、灰褐色に熟して3つに裂け、赤い粘った種子を出す。 節分の日、これを扉にはさんで魔よけをしたことから「扉の木」という名がついた。 【生育環境】海岸地帯 【分 布】本州〜九州、沖縄の暖地 【開花時期】2〜6月 【カテゴリ-】 |