クマツヅラ科 ナガボソウ属

チリメンナガボソウ(縮緬長穂草)

Stachytarpheta dichotoma

チリメンナガボソウ     チリメンナガボソウ
2013.04.20 浦添市

チリメンナガボソウ   チリメンナガボソウ
    2013.04.20 浦添市


【特  徴】草丈40〜150cmの多年草。茎は緑紫色をしてよく枝分かれをし、四角形。葉は対生し、卵形〜長楕円形で長さ2〜8cm程。縮緬状のシワが多く、縁には鋸歯がある。茎先に長さ20〜50cm程の円柱形の穂状花序を出し、濃い紫色の漏斗状で、先が5裂する直径5〜7mm程の小さな花を1〜3輪くらい付け、下から順に上に向かって咲いていく。
 フトボナガボソウ、ナガボソウというよく似た花も同じようなところに咲いていて間違えやすいが、こちらは葉が「ちりめん」状で、花の紫色も濃いことから区別できる。

【生育環境】道端、荒地、林縁
【分  布】沖縄、小笠原  逸出帰化  南アメリカ原産  世界の熱帯、亜熱帯に広く帰化
【開花時期】周年
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