マメ科 ヌスビトハギ属

タチシバハギ(立芝萩)

Desmodium incanum

タチシバハギ       タチシバハギ
2012.05.19 伊平屋島

タチシバハギ      タチシバハギ
2014.03.29 伊江島

タチシバハギ      タチシバハギ
2018.10.17 西表島

タチシバハギ      タチシバハギ
2018.10.17 西表島


【特  徴】草丈30〜50cmの多年生草本。茎は多少分枝して直立し、毛はわずかにあるか無毛。葉は3出複葉で茎の下部に付き、互生し、葉先は丸い。頂小葉は楕円形〜倒卵状長楕円形で、長さ2.5〜6cm。側小葉はやや小型。中央に灰白色の斑紋がある。花は茎頂に10cm程度の総状花序を出し、小さな蝶形の花を10〜25花付ける。花は紅紫色で長さ4〜5o。節果は多少湾曲し、長さ約4cm、5〜6小節果からなる。熟すると黒褐色で短毛が多数あり、動物などに付着して種子を散布する。繁殖は種子、地下茎で旺盛。

【生育環境】芝生の中、路傍、荒地
【分  布】沖縄、南北アメリカ、太平洋諸島  南アメリカ原産の帰化植物
【開花時期】3〜12月
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