【特 徴】高さ4m内外の常緑小高木。枝条は密生し、腋生する小刺があり、小枝は緑色である。葉は硬く、葉柄に狭翼があり、濃い緑色で光沢がある。花は腋生または頂生で、単出または双出。果実は扇球形で径2〜2.5cm、黄熟する。酸味が強く生食用には向かない。 古くから野生していた日本固有のカンキツである。紫宸殿の「右近の橘」は本種といわれる。 【生育環境】海岸に近い自然林 【分 布】四国、九州、沖縄島、北大東島、南大東島、石垣島、魚釣島 【開花時期】5〜6月 【カテゴリ-】沖縄県版RDB: 絶滅危惧IA類 環境省版RDB: 絶滅危惧II類 |