【特 徴】高さ30〜70cmの多年草。根元の茎はやや横に這い、小さな集団を作る。茎は立ち上がり、多数の葉を付け、線形。細く直線状の柄が葉の間から高く抜き出て、その先端に長さ4〜8cmの1個の穂が付く。雌蕊の柱頭と呼ばれる棘状突起が鱗片の先に付いていて、これが鳥の羽に似ている。 名前の由来は、花序が鴨の嘴に似て、2本の花序が密着していることによる。 【生育環境】背の低い日向の草原、溜池畔や湿地、砂浜 【分 布】本州南部以南〜九州、琉球列島、中国南部〜東南アジア 【開花時期】6〜10月 【カテゴリ-】 |