イネ科 カモノハシ属

タイワンカモノハシ(台湾鴨の嘴)

Ischaemum aristatum L. var. aristatum

タイワンカモノハシ     タイワンカモノハシ
2013.07.29 西表島                                 2014.07.26 西表島

タイワンカモノハシ     タイワンカモノハシ
2014.07.26 西表島

タイワンカモノハシ     タイワンカモノハシ
2014.07.26 西表島

タイワンカモノハシ     タイワンカモノハシ
2015.07.31 西表島


【特  徴】高さ30〜70cmの多年草。根元の茎はやや横に這い、小さな集団を作る。茎は立ち上がり、多数の葉を付け、線形。細く直線状の柄が葉の間から高く抜き出て、その先端に長さ4〜8cmの1個の穂が付く。雌蕊の柱頭と呼ばれる棘状突起が鱗片の先に付いていて、これが鳥の羽に似ている。
 名前の由来は、花序が鴨の嘴に似て、2本の花序が密着していることによる。

【生育環境】背の低い日向の草原、溜池畔や湿地、砂浜
【分  布】本州南部以南〜九州、琉球列島、中国南部〜東南アジア
【開花時期】6〜10月
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