【特 徴】大型の多年生蔓性植物。茎は長さ10m以上まで伸びる。葉は長さ10〜13cmの3出複葉で、葉の表は褐色の長毛があり、裏にも白灰色の長い毛がある。葉には鋸歯がなく、主脈や側脈が目立つ。花は、葉腋から15〜25p程の花茎を出し、茎の先に10〜15pの密な花を咲かせる。1花は、長さ約1cmの薄青紫色。豆果は扁平で長さ3〜7p、幅8〜15mm程で、表面に褐色の粗毛を密布する。蔓は左巻き。 和名の由来は、台湾産のクズの意味。 タイワンクズの根は漢方薬の「葛根湯」の材料として利用される。 【生育環境】人里、田畑、原野、道端、放棄畑、伐採跡地 【分 布】奄美大島〜沖縄諸島、台湾、南中国、インドネシア 【開花時期】9〜11月月 【カテゴリ-】 |