カバノキ科 ハンノキ属

タイワンハンノキ(台湾榛の木 )
ハリノキ

Alnus formosana

タイワンハンノキ    タイワンハンノキ
雌花           2009.11.14 東村  雄花

タイワンハンノキ
2012.02.11 名護市

タイワンハンノキ    タイワンハンノキ
2017.12.10 国頭村 雌花

タイワンハンノキ    タイワンハンノキ
2017.12.10 国頭村 雄花

タイワンハンノキ  タイワンハンノキ
2018.01.28 国頭村 果実


【特  徴】樹高は15〜20m、直径60cm程の落葉高木。樹皮は暗灰褐色で、浅い割れ目が出来て剥げる。葉は互生し、葉身は有柄で長さ5〜13cmの長楕円形〜卵状長楕円形。先は尖鋭頭で、基部は広い楔型。縁に細鋸歯があり、表面は無毛で、やや光沢がある。葉脈は裏面に隆起し、脈上に少し毛が残る。雌雄同株、雌雄異花。葉に先だって単性花を付ける。枝の先端に雄花穂が黒褐色の円柱形で2〜5個、尾状に垂れる。雌花穂は楕円形で、紅紫色を帯び、雄花穂の直下の各葉腋に1個づつ、1〜5個付く。花はあまり目立たない。花と実が同時に付いている。果実は松かさ状で10月頃熟す。

【生育環境】低地、低山〜山地の湿地、林縁
【分  布】琉球列島、台湾、朝鮮、中国、ウスリー
【開花時期】11月〜4月
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