キンポウゲ科 キンポウゲ属

タガラシ(田辛子)

Ranunculus sceleratus

タガラシ        タガラシ
2012.04.11 うるま市

タガラシ タガラシ
2012.04.11 うるま市

タガラシ         タガラシ
             2013.03.07 金武町


【特  徴】草丈25〜50cmの二年草。茎はよく分枝して軟毛があり、上部に向かう程多くなる。根生葉はやや肉質で光沢があり、ほとんど無毛の腎形で、掌状に3〜5中裂または深裂し、裂片はさらに3〜5浅裂して先は円く、幅3〜7cm。茎葉は互生して、上部のものほど葉柄は短く、3深裂し、裂片の幅は狭く、ときに2深裂、軟毛がまばらに生える。花柄は長さ1〜2.5cmで萼片は5枚。長さ3.5〜4mmで、背には毛が生え、反り返る。花弁は5枚の楕円形で、黄色く光沢があり、長さ3.5〜4mm。基部に蜜腺がある。雄蕊多数で葯は1mm。花床は花後に伸びて、長楕円形の長さ8〜10mm。無毛または白毛を散生する。果実は痩果が多数密に集まった集合果で、痩果は広倒卵形の無毛、長さ1〜1.2mm。
 和名の由来は、噛むと辛味があることから

【生育環境】休耕田、用水路、水田、溜池畔、湿地、溝
【分  布】日本全土  北半球に広く分布
【開花時期】周年
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