ビガンバナ科 ヒガンバナ属

ショウキズイセン(鐘馗水仙)

Lycoris traubii

ショウキズイセン     ショウキズイセン
2011.09.24 国頭村


【特  徴】草丈40〜60p程度の多年草。茎の頂に鮮黄色の花を1茎に5〜8輪程つける。花被片の縁は波打つ。花被片は鮮黄色で6個、長さ6〜7p、横向きに咲き、花被片の先はやや反り返り、縁は波打つ。雄しべと雌しべは花被片より突き出し、花糸、葯は黄色。柱頭は上のほうに僅かに曲がる。果実は円柱形で径約1p、緑色に熟す。葉は花後、晩秋に出て、翌年夏までに枯れ、線形で長さ30〜60p、幅2〜2.5p。黄緑色で光沢がある。地下にやせた玉葱形で黒褐色の鱗茎がある。
 ショウキズイセンの花の波打つ様子を、鐘馗ヒゲに例えた。

【生育環境】野山の草原や林縁
【分  布】九州 四国〜南西諸島 台湾 中国 ビルマ
【開花時期】9〜11月
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