ヤマノイモ科 ヤマノイモ属

ソメモノイモ(染物芋)
クール(紅露)

Dioscorea cirrhosa

ソメモノイモ
2012.02.05 西表島


【特  徴】長さ10mになる蔓性多年草。地中に60〜80pの暗赤色の塊根がある。茎は約5oになり、質は硬い。葉は対生し、卵状長楕円形〜長楕円形で、長さ8〜15p、幅2〜5p。質は硬い膜質の円脚で、先は尖り、裏面は灰白色。3〜5脈がある。花は雄花序と雌花序があり、雄花序は複生して葉より短く、花被は楕円形。果実は翼とともに長さ1.8〜2.4p、幅2.4〜3.5p。
 和名の由来は、地下に大形で木質の塊根があり、これが赤褐色の色素を含み、八重山上布などの染色に用いられることから。

【生育環境】日当たりの良い林縁
【分  布】関西以西〜南西諸島、八丈島、小笠原   帰化植物(南アメリカ原産)
【開花時期】4〜5月?
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