マメ科 シナガワハギ属

シナガワハギ(品川萩)

Melilotus officinalis subsp. suaveolens

シナガワハギ   シナガワハギ
2012.05.13 石垣島

シナガワハギ    シナガワハギ
2012.05.13 石垣島


【特  徴】草丈30〜150cmの一年生または越年生草本。茎は直立して多数分岐する。全体ほとんど無毛。葉は互生し、3出複葉で、小葉は青緑色の長さ1〜4cm、幅0.4〜1cmの狭長楕円形〜楔状楕円形。縁に浅い鋸歯がある。托葉は糸のように細く、1脈がある。枝の先や葉腋から長さ3〜10cmの総状花序を出し、黄色で長さ3〜6mmの蝶形花を多数付ける。旗弁は広楕円形で、翼弁とほぼ同長。萼は5裂し、微毛がある。果実は豆果で長さ2〜4mmの楕円形〜広楕円形。表面に網目状の凸凹のしわがある。中に1〜2個の種子が入る。
 最初に東京の品川で発見されたので品川萩と名付けられた。

【生育環境】陽当たりのよい海岸、川岸、道端、空地
【分  布】日本全土 アジア原産で海岸近くに生育する帰化植物
【開花時期】2〜10月
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