サクラソウ科 オカトラノオ属

シマギンレイカ(島銀鈴花)

Lysimachia decurrens

シマギンレイカ     シマギンレイカ
2012.02.05 西表島

シマギンレイカ     シマギンレイカ
2012.02.05 西表島

シマギンレイカ シマギンレイカ
2012.02.05 西表島

シマギンレイカ    シマギンレイカ
2018.04.26 石垣島

シマギンレイカ    シマギンレイカ
2018.04.26 石垣島


【特  徴】草丈40〜80cmの多年草。葉は紙質で広披針形〜狭卵形。花序はまばらに花を付ける。花冠の長さは3〜4mmで、雄しべは花冠の外に長く突出する。萼、花茎は無毛。長い花茎の下のほうから次々に花が咲くので、蕾から花に至る様子が見られる。気の早い雌しべが既に蕾のうちから飛び出していて、花が開くと雄しべが追いついてくるが、暫くして雄しべは花びらとともに散って、最後はまた雌しべだけが残り、子房が膨らんでくる。葉裏は、ソバカスのような腺点が沢山散らばっていて、紫色がかっている。
 ギンレイカ(銀鈴花)の由来は、実が鈴に似ているから。

【生育環境】湿度のある林縁、林内
【分  布】屋久島以南〜琉球諸島
【開花時期】3〜5月
【カテゴリ-】準絶滅危惧(NT)