モクレン科 シキミ属

シキミ(樒)

Illicium religiosum

シキミ シキミ
2001.12.09 東村


シキミ シキミ
2003.12.07 東村                                      2005.12.04  東村

シキミ シキミ
2005.12.11 東村

シキミ シキミ
2013.12.09 国頭村

シキミ シキミ
2013.12.09 国頭村

シキミ    シキミ
2014.02.23 国頭村

シキミ    シキミ
2014.03.09 国頭村

シキミ    シキミ
2014.12.28 国頭村

シキミ    シキミ
2017.12.10 国頭村


【特  徴】3〜5mの常緑小高木。茎(幹)は、樹皮は暗い灰褐色になる。小枝は緑色になる。葉は単葉で互生。葉身は倒卵状楕円形または長楕円形。長さ4〜12p、幅は1.5p〜4p。葉の表面は濃緑色で光沢があり、裏面は灰緑色、透かせば油点がある。葉先は急鋭頭。葉は、枝の先端に集まってつき、短い葉柄を持つ楕円形。葉の質はやや厚く、何となく波打ったようになることが多い。花は葉の付け根から一つずつ出て春に咲く。花びらは淡黄色で細長く、ややねじれたようになる。花は直径3p程で、花びらは約15枚。果実は袋果が集まった集合果の扁平で周囲に8本の突起が出ている。
 枝を仏壇や墓に供えたりすることから、寺院や墓地によく植えられている。樹皮や葉からは線香や抹香を作る。
 実の中にできるタネは有毒。果実に猛毒があることからシキミ(悪実)という名がついた。

【生育環境】山林中の特に林縁に多く生える
【分  布】宮城以南〜沖縄
【開花時期】2〜4月
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