ムラサキ科 チシャノキ属

リュウキュウチシャノキ(琉球苣の木)

Ehretia dichotoma Blume

リュウキュウチシャノキ リュウキュウチシャノキ
2012.02.05 西表島

リュウキュウチシャノキ リュウキュウチシャノキ
2012.02.05 西表島

リュウキュウチシャノキ      リュウキュウチシャノキ
            2013.07.29 西表島


【特  徴】樹高10m程になる常緑高木。葉は互生し、卵状長楕円形の全縁で、長さ10〜12cm、幅4〜5.5cm。枝先に集散花序を頂生し、花は白色で、花冠は漏斗形の径約3mm。先端が5裂して裂片は反りかえる。果実は球形で、径約4mm、赤褐色に熟する。

【生育環境】林縁、屋敷、畑
【分  布】石垣島、西表島、波照間島、鳩間島、小浜島、台湾、フィリピン、マレーシア、オーストラリア  
      分布域の北限である。
【開花時期】2月〜7月
【カテゴリ-】沖縄県 絶滅危惧U類(VU)  環境省カテゴリー  絶滅危惧TB類