オシロイバナ科 オシロイバナ属

オシロイバナ(白粉花)

Mirabilis jalapa

オシロイバナ オシロイバナ
2012.06.07 浦添市

オシロイバナ    オシロイバナ
2014.04.22 浦添市


【特  徴】草丈25〜80cm程の常緑多年草。根には大きな塊茎ができ、暖地ではこれが冬越しして来年芽を出す。茎はよく枝分かれして灌木状となるが節がはっきりしていて、木質化はしない。全体にみずみずしい緑。花弁はなく、花弁状に見えるのは萼で、基部は緑色で膨らんでいる。萼は長い筒部のある漏斗状で、萼の色は赤、桃、白、赤紫、黄や絞りなど変化が多い。
花が美しいので観賞用に栽培されるほか、広く野生化している。
名前の由来は、黒く熟した果実を潰すと、中から「おしろい」のような白い粉(胚乳)が出てくることから。

【生育環境】道端、荒地、花壇
【分  布】日本全土  南アメリカ原産で江戸時代始め頃に渡来し、一部は帰化している。
【開花時期】5〜10月
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