ホシクサ科 ホシクサ属

オオシラタマホシクサ(大白玉星草)

Eriocaulon sexangulare L.

オオシラタマホシクサ オオシラタマホシクサ
2005.02.05 西表島

オオシラタマホシクサ
2005.02.05 西表島


【特  徴】湿地に生える一年生草本。茎はごく短く、線形の葉をロゼット状に広げる。花期には多数の花茎を出す。花茎は分枝せず、長さ30〜50cmの線形の先端に単独の花序を付ける。花は密集して頭状、個々の花は外見では区別しがたい。花序の外側には総苞片がある。、丸い花床は無毛で、総苞片は卵状円形の乾いた白色。頭花の径4〜6mm。雌花に花弁があり、萼片2個で、背に広い縦翼ある。雄花の萼は合生して筒形の2個で、背に広い縦翼ある。
名前の由来は、多角形の花序が、星のように見える容姿から付けられた。

【生育環境】水田、湿原、湿地 渓流
【分  布】沖縄諸島、八重山諸島
【開花時期】1〜3月
【カテゴリ-】絶滅危惧U類