【特 徴】草丈数mに達する大形の常緑の多年生つる性草本。茎は緑色で短い軟毛があってざらつく。葉と対になる巻きひげで他の植物の枝葉などに巻きついて伸びる。巻きひげは3分枝する。葉の表面には短い剛毛がある。葉は心形〜腎心形で、長さ幅とも8〜15cm。掌状に5〜7裂に浅く入り、表面には短い剛毛が密生し、後にざらつく。 花は、夜に開き始め、翌日の昼前には閉じる。雄花序は長さ30pで、苞は倒卵形の長さ3〜4p。萼は歯牙がある。花冠は白色で、裂片は広いくさび形。果実(液果)は楕円形〜球形で、長さ約5〜8p。オレンジ色に熟する。雌雄異株。 【生育環境】山地や平地の路傍や林縁 【分 布】日本各地〜琉球列島、台湾、中国 【開花時期】8〜12月 【カテゴリ-】 |