イラクサ科 ヌノマオ属

オオイワガネ(大岩鉦)
ヌノマオ

Pipturus arborescens

オオイワガネ オオイワガネ
2005.02.05 西表島

オオイワガネ
2013.07.29 西表島

オオイワガネ
2013.07.29 西表島

オオイワガネ
2013.07.29 西表島

オオイワガネ    オオイワガネ
2014.07.04 石垣島


【特  徴】樹高2〜4mの常緑低木。葉は互生し、卵形で、先は尖り、7〜19p。葉脈は3行脈。細かい鋸歯があり、葉裏は白い。1年枝は淡緑色。雌雄異株。小さな花が葉や葉痕の脇に固まって付く。花に柄はない。痩果は多肉化した合生花被に包まれ、これが多数集まって白い扁球形の集合果となり、食べられる。
名前の由来は、樹皮から繊維をとり布(ヌノマオ)を作ったことから。
ヤエヤマムラサキ、キミスジの食草で、雌は、オオイワガネの葉裏に多数の卵を産み、孵化するまで守り続けるといわれている。

【生育環境】海辺、畑地の林縁、平地〜山地
【分  布】沖縄島、石垣島、西表島、与那国島、台湾、フィリピン、ボルネオ
【開花時期】1〜3月
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