オオバコ科 オオバコ属

オオバコ(大葉子)

Plantago asiatica

オオバコ        オオバコ
2012.04.05 浦添市

オオバコ        オオバコ
2012.04.05 浦添市                              2015.03.08 国頭村


【特  徴】草丈は10〜30pになる多年草。茎は短く、地面に埋まっている。5〜8p程の葉柄の先に披針形〜倒卵形の葉をロゼット上に伸ばす。葉の長さ5〜8p、幅2〜4pで、先端は鈍頭〜円頭。基部は楔形で葉柄に走り、葉脈がある。花茎に5〜10p程の穂状花序に花を付け、白色の小花を花序の下から順に咲かせる。「オオバコ」は雌しべ先熟で、蕾から雌しべの柱頭が最初に出る。花冠が開くと4本の雄しべの葯を付けた花糸が伸び出す。花が終わると、茶褐色の果実になり、粘着性があって靴や衣類に付着し、種子の散布を行う。踏みつけに強い。
名前の由来は、葉が広く大きいことから。
葉や種子は咳止めなどの薬になる。

【生育環境】道端、雑草地、芝生、庭
【分  布】日本全土
【開花時期】4〜8月
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