【特 徴】草丈10〜20cmの多年草。砂浜の移動する不安定な場所に先駆的に侵入して、群落を作る。砂の移動に対応するため、地中深く地下茎を伸ばし、砂が風によって吹き飛ばされるのを防いでいる。細い針金状の長い根茎が砂の中を這い、節々から花茎を立てる。地上を這う匐枝はない。葉は開出して付き、長さ3〜5p、幅2〜4oで硬く、先が鋭く尖る。葉舌は短毛状。花穂は長さ3〜4p、幅6〜8oの円柱状で、一番上の葉鞘に一部包まれている。小穂は長さ6〜8o。 【生育環境】海岸の砂地 【分 布】日本全土 【開花時期】5〜8月 【カテゴリ-】絶滅危惧U類 |