トウダイグサ科 オオバギ属

オオバギ(大葉木)

Macaranga tanarius

オオバギ オオバギ
2012.02.05 西表島                           2013.03.24 名護市

オオバギ   オオバギ
2013.03.24 名護市


【特  徴】高さ4〜10mの小高木。葉は大形で互生し、盾形〜卵形〜長楕円状卵形、長さ10〜25pの全縁で先が尖る。長い葉柄があり、葉柄は蓮のように葉の裏側に付き、葉脈もこの葉柄の付いたところを中心にして放射状に伸びる。雌雄異株で、雄花は花柄があって細かく分岐し、葉より短く、苞は卵形、花は小型で苞腋に束生する。雌花は円錐総状花序を作り、葉を越えて伸び、樹冠を花が被う。花後の果実は、長さ10〜15o、径8〜10oの白緑色球状楕円形で、表面は薄い蝋質の腺に被われ、軟刺を散布している。室果は2〜3個の分果からなる。

【生育環境】石灰岩地帯の林内、日当たりのよい原野、伐採跡地
【分  布】琉球列島、台湾、中国南部、マレー半島、マレーシア
【開花時期】2〜4月
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