【特 徴】宿根性の蔓性多年草。茎は濃い紅紫色で10m以上になり、木を這い登り、覆い隠すこともある。茎から発根して、繁殖力は旺盛である。茎には多少毛があり、葉は長さ4〜7pの葉柄の先に付き、心形の長さ5〜7p、幅3〜5p程で、縁は大きく波打ち、先が尖る。表面脈上や裏面にやや伏毛がある。葉柄の付け根から葉脈が放射状に出る。葉腋から散形花序に1〜7個の漏斗状で青紫色の花を咲かせる。花筒は5p程で、花冠の径は5〜8p程。萼は1.5〜2pで深く5裂し、披針形で、萼片の先は鋭く尖り、毛がある。朝咲いて夕方には紅色になってしぼむ。花柄は途中に対生する苞がある。種子は出来ない。 【生育環境】日当たりの良い海岸の草地や崖、道路沿い、林縁 【分 布】本州(紀伊半島、伊豆七島)〜四国、九州の南岸、琉球列島(大東諸島を除く)、台湾、東南アジア、マレーシア、オーストラリア 【開花時期】周年 【カテゴリ-】 |