ニッケイ（肉桂）
Cinnamomum okinawaense
２０１２．０２．０５ 西表島 ２０１２．０２．１１ 大宜味村
２０１２．０２．１１ 大宜味村
２０１６．０５．１ 国頭村
| 【特 徴】樹高10～15ｍ、直径60～100㎝になる常緑高木。若枝は帯黄緑色で、葉は対生～ややずれた対生で、表面は暗緑色。裏面は淡緑色～粉白色。革質の長楕円形で、長さ７～16㎝、幅３～６㎝。先端は尖り、全縁で三行脈が目立ち、裏面に突き出す。新梢の葉腋や枝先に、淡黄緑色の小花を付け、秋に楕円形の果実が黒褐色に熟す。枝、葉、幹、根にニッケイ（肉桂）の香りがあり、甘味と辛みを併せ持つ。 樹皮や根からは香料や香辛料、薬用として有用な肉桂（シナモン）が採れ、重宝される。 【生育環境】広葉樹林内や林縁 【分 布】中国大陸南部、琉球列島、台湾原産 九州、四国、本州温暖地に栽培 【開花時期】５～６月 【カテゴリ-】 |
