バラ科 キイチゴ属

ナワシロイチゴ(苗代苺)

Rubus parvifoius

ナワシロイチゴ       ナワシロイチゴ
2012.05.13 石垣島

ナワシロイチゴ ナワシロイチゴ
2012.05.13 石垣島

ナワシロイチゴ ナワシロイチゴ
2013.03.17 南城市

ナワシロイチゴ   ナワシロイチゴ
2012.05.13 石垣島

ナワシロイチゴ   ナワシロイチゴ
2019.01.23 名護市


【特  徴】長さ30〜60p程の這性低木。茎は木質化するが、立ち上がらず、他の草の上に覆い被さるように育つ。その茎から出る枝は短く立ち上がる。茎や葉など、全体に棘がある。葉は落葉性の3出〜5出複葉、または繋がって三裂の場合もある。小葉の葉先は丸く、粗い二重の鋸歯がある。葉の表は明るい黄緑で、葉脈がくぼむのでしわがあるように見える。葉裏は白い綿毛を密生する。花は短く立ち上がる枝の先に散房状に付き、5枚の花弁は赤紫色。果実は赤色。食用になるが、あまり美味くない。
 名前の由来は、苗代を作る頃に赤い実が熟するため。

【生育環境】日当たりの良い草地や土手、畑の石垣
【分  布】日本全国、朝鮮、中国
【開花時期】5〜6月
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