タデ科 イヌタデ属

ナツノウナギツカミ(夏の鰻攫)

Persicaria dichotoma

ナツノウナギツカミ   ナツノウナギツカミ
2012.05.19 伊平屋島

ナツノウナギツカミ
2012.05.19 伊平屋島

ナツノウナギツカミ    ナツノウナギツカミ
2015.07.31 西表島


【特  徴】長さ20〜50cm程の一年草。茎は斜上し、断面は四角形で4稜があり、稜には逆刺があり、下部は匍匐して根を出す。葉は長楕円状披針形〜披針形で長さ4〜11cm、幅1〜2.5cm。縁に剛毛がある。花は、葉と対生した葉腋から出て総状花序になり、長楕円形〜球形で、径約1cm。花は淡紅白色の小花。

【生育環境】川沿いの湿地、池に続く湿地、水辺の浅瀬に生育することもある湿地性植物
【分  布】種子島、中之島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、沖縄諸島、八重山諸島、台湾、インド、マレーシア
【開花時期】5〜12月
【カテゴリ-】準絶滅危惧