【特 徴】樹高3〜10mの常緑低木または高木。幹は茶褐色〜黒褐色。葉は枝に互生し、長楕円形〜長披針形の厚くて革質の深緑色で、光沢があり、縁には波状の鋸歯がある。長さ4〜8cm、幅2〜3cm。両面ともに無毛で、表面はほぼ平ら、裏面では主脈がやや盛り上がっている。枝先から多数の花序を出し、白い小花を総状花序に多数付ける。多数ある雄しべが、それぞれまとまって5組の束になる。果実は狭卵形の長さ5〜7mmで、熟すると黒くなる。 ラテン語の科名は「一緒になる」の意味で、多数あるおしべが、それぞれまとまって5組の束になっていることによる。 【生育環境】低山の林内、林縁 【分 布】西表島 【開花時期】2〜5月 【カテゴリ-】 |