【特 徴】湿地に生える多年草。茎は細くて横に匍匐し、節ごとに葉を付け、根を出して広がる。葉は互生し、まばらに付き、長さ1〜2cmで狭い被針形。葉柄はなく、縁には低い鋸歯がある。葉は黄緑色の平滑で、主脈以外は目立たない。葉柄から出る花茎は1.5〜3cmで立ち上がり、先端に1花を付ける。花は経1cm程の唇形花で、上2弁と下3弁に分かれ、下3弁はくるりと外へ巻く。花は桃色〜薄紫色を帯びる。 和名の由来は、溝を隠すほど茂ることから付けられた。 名の有る漢方薬でもあり、腎炎や肝炎の薬となり、他の生薬と配合して抗がん剤となる。 【生育環境】湿地、水田 【分 布】日本全土、中国、インド、マレーシア 【開花時期】周年 【カテゴリ-】 |