ブナ科 オニガシ属

マテバシイ(全手葉椎)

Lithocarpus edulis

マテバシイ
2017.08.13 名護市

マテバシイ
2017.08.13 名護市

マテバシイ    マテバシイ
2017.08.13 名護市

マテバシイ
2019.10.19 国頭村

マテバシイ
2019.10.19 国頭村

マテバシイ
2019.10.19 国頭村

マテバシイ
2019.11.02 国頭村

マテバシイ
2019.11.02 国頭村


【特  徴】樹高15m程の常緑高木。樹皮は灰黒色で滑らか。縦に白い筋がある。本年枝は淡緑色で、浅い5本の溝がある。葉は互生し、葉身は6〜20cm、幅3〜8cmの倒卵状楕円形で、厚い革質。先は短く尖り、基部は楔形で縁は全縁。側脈は10?13対。葉柄は長さ1〜2.5cm。雌雄同株。雄花序は長さ5〜9cmで、新枝の葉腋から数個が斜上する。雄花は苞の腋に1〜3個ずつつく。雄しべは12個、花糸は長さ4mm程で、花被の外に伸びる。雌花序は長さ5〜9cm、新枝の上部の葉のわきから斜上し、雌花が1〜3個つく。雌花は直径1cm程の総苞に包まれる。花柱は円柱形で3個。雌花序の上部にはしばしば雄花がつく。果実は堅果で長さ1.5〜2.5cmの長楕円形。翌年の秋に成熟する。

【生育環境】山地の林野
【分  布】九州南部〜南西諸島
【開花時期】5〜6月
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