【特 徴】一年生沈水植物。熱帯では多年生草本。茎はほとんど伸びず、葉は束生して株を作り、線形で、先端はしだいに細くなり、辺縁に細かい鋸歯がある。長さ10〜20cm、幅4〜6mm。時に植物体全体が紫紅色を帯びる個体がある。花は白色で葉腋の花柄に付くと言われているが、ここのは桃色であることを確認した。萼筒が細長く伸びて水面に達し、3個の花弁を開く。両性で、苞鞘は円筒形の長さ3〜5cm。種子は楕円形で尾状突起がなく、長さ約1.5mm、表面には縦方向に稜があり、細かい突起が散在する。 【生育環境】池、水田や流れの少ない川床などの浅い淡水中 【分 布】本州、四国、九州、琉球列島、朝鮮、中国、台湾、インド、マダガスカル、マレーシア、オーストラリア 【開花時期】8〜10月 【カテゴリ-】絶滅危惧U類 |