【特 徴】樹高6〜10m程の常緑高木。樹皮は灰褐色で、コルク質が発達しており、縦に割れ目がある。葉は互生し、長さ10〜20pの広楕円形〜広卵形で、浅い鋸歯があって厚く、表面には剛毛が散生し、先は尖り、縁には不規則な鋸歯がある。枝先に長さ12〜15pの散房花序を出し、直径5o程の白い両性花を多数付ける。花柱は緑色で、5本の雄しべが花冠から突き出る。花には芳香があり、花弁は背面に反り繰り返る。果実は先端が尖った球形で直径2p程の核果で、7〜11月頃に黄色く熟す。核は長さ1pの半球形。 名前の由来は、若葉が食用でき、味が「チシャ(レタス)」に似ていることから。 【生育環境】温暖な海岸の日当たりの良い斜面 【分 布】本州千葉県以西、四国、九州、琉球列島、台湾、中国南部、熱帯アジア 【開花時期】3〜6月 【カテゴリ-】 |