クロミノシンジュガヤ（黒実之真珠茅）
Scleria sumatrensis Retzius 
２０１０．１２．１３ 南大東島
２０１０．１２．１３ 南大東島
| 【特 徴】高さ１〜２ｍになる大形の常緑の多年草。根茎は短く這い、茎は直立し、三角形で、細長い葉が節ごとにつき、葉の基部は葉鞘となる。葉は長さ20〜50cm、幅10〜15mm。上縁はざらつき、鞘の下部には３翼がある。円錐花序は頂生し、分花序は５〜８個。多数の小穂を密につけ、長さ４〜５cmで、小包は短く針状、小穂は赤褐色の長さ５〜６mm、少数の鱗片が２列に並ぶ。雌花の鱗片は卵形〜広卵形で、竜骨は緑色。痩果は偏球形で、帯青褐色の径２mm。表面に網状の模様があり、微毛が生える。 【生育環境】日当たりのよい湿地 【分 布】北大東島、南大東島（国内で唯一の産地）、台湾、インド、マレーシア、ミクロネシア 【開花時期】 【カテゴリ-】沖縄県版RDB: 絶滅危惧II類 環境省版RDB: 絶滅危惧II類 |
