クロウメモドキ科 クマヤナギ属

クマヤナギ(熊柳)

Berchemia racemosa

クマヤナギ
2014.07.29 伊平屋島

クマヤナギ    クマヤナギ
2014.07.29 伊平屋島                                  2015.06.07 国頭村

クマヤナギ
2015.06.07 国頭村


【特  徴】落葉性のツル性低木。葉は互生し、卵形〜楕円形の全縁で、羽状の葉脈が目立つ。裏面はやや白色を帯る。枝先や葉腋から円錐花序を出し、緑白色の小花を多数開く。頂端が尖った白いつぼみの先端が5つに割れて開くが、横から見るとその中の花弁は隠れて見えない。果実は楕円形の核果で、緑色から赤色になり、のち黒く熟す。果実は1年かけて熟すので、花と果実が同時に付いている。生食できる。

【生育環境】林縁
【分  布】北海道南部、本州、四国、九州、沖縄
【開花時期】7〜9月
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