【特 徴】草丈30〜80p程の多年草。茎の地下部は卵形に膨らんで根茎となり、明褐色の鞘に包まれる。根茎の先端から少数の茎を束にして出す。根出葉は幅3〜6mmの線形で、外側にそる。花茎を1本出して花穂を出す。茎頂に葉と同形の苞を3〜5個出し、ブラシ状の花序を固まってつける。花穂は円柱状で長さ2〜3cm。花序の下には葉状の苞葉があり、長いものと短いものが混ざる。小穂は長さ4〜5o程の線形で小花が1〜2個。果実は長楕円状線形で、長さ2o。 【生育環境】 暖地の湿った草地、畑、道路脇 【分 布】 本州南部から四国、九州、沖縄 東南アジア、オーストラリア、アフリカ、大西洋諸島、インド洋諸島、太平洋諸島 【開花時期】 8〜10月 【カテゴリ-】 |