シュウカイドウ科 シュウカイドウ属

コウトウシュウカイドウ(紅頭秋海棠)

Begonia fenicis Merrill

コウトウシュウカイドウ コウトウシュウカイドウ
2008.07.24 西表島

コウトウシュウカイドウ   コウトウシュウカイドウ
2008.07.24 西表島                                   2014.07.26 西表島

コウトウシュウカイドウ     コウトウシュウカイドウ
2014.11.12 西表島

コウトウシュウカイドウ     コウトウシュウカイドウ
2014.11.12 西表島


【特  徴】草丈30〜50pの常緑の多年草。根茎は這って葉をつけ、根を出す。マルヤマシュウカイドウのように立ち上がらない。葉は斜円形で直径8〜20p、斜水平に平開する。長さ10〜25pの長い葉柄があり、縁には細かい鋸歯がある。花は集散花序となり、10数花をつける。花冠は淡桃色〜白色で4個、外側の2個は大きく円形で長さ1.5p程度、内側の2個は小さく倒卵形で長さ1p程度。

【生育環境】山地渓岸、森林内の谷間周辺
【分  布】石垣島、西表島、与那国島、台湾 (蘭嶼)、フィリピン
【開花時期】3〜10月
【カテゴリ-】絶滅危惧II類