【特 徴】草丈3〜7mにもなる大形の蔓性多年生草本。茎は他のものにもたれかかるように覆って長く伸びる。草全体に剛毛があり、表面はざらつく。茎の下部は木質化する。葉は対生し、卵形の長さ5〜15pで、やや厚みがあり、短鋭尖頭。基部は円くて鋸歯が多く、両面にねた短毛がある。3本の脈が目立つ。頭花は直径3cm程の黄色で、枝先近くの葉腋から散形花序を出す。10p程の花柄の先に、径約2pの花冠の花を咲かせ、花弁は黄色の舌状の長さ5〜7oで、6〜10個程付け、筒状花も黄色で、1〜3個の花を付ける。花後、楔形の痩果(そうか)を付ける。 花はアメリカハマグルマに似るが、葉の表面は艶がなく、ざらつく。 【生育環境】海岸の砂地や海岸林、岩場 【分 布】大隈半島南部以南、琉球列島、アジア、アフリカ、オーストラリアなどの熱帯から亜熱帯 【開花時期】3〜9月 【カテゴリ-】 |