クワ科 ハリグワ属

カカツガユ(和活が柚)

Cudrania cochinchinensis

カカツガユ        カカツガユ
2012.05.26 東村

カカツガユ カカツガユ
2012.05.26 東村                                       2014.05.15 うるま市

カカツガユ     カカツガユ
2014.05.15 うるま市

カカツガユ カカツガユ
2014.05.15 うるま市

カカツガユ     カカツガユ
2018.10.17 西表島

カカツガユ     カカツガユ
2018.10.17 西表島

カカツガユ
2018.10.17 西表島


【特  徴】樹高10m以上になる半蔓性常緑低木。茎は直立して分枝し、枝に刺が多い。枝が籐本状に伸び、雌雄異株。葉は互生し、長さ5cm程度の楕円形〜倒卵状長楕円形長楕円形。全縁で葉は滑らか。無毛。葉腋に短柄の花穂を付け、雄花序は黄色の小花が穂球状形に集まる。雌花序は穂楕円形で集合花は1.5cm。果実は集合果の卵球形で、直径1.5〜2cm。秋に橙黄色に熟し、味はグミのような渋みがあり、熟したカキのようなほのかな甘みがあるとの事。
樹皮は製紙原料、葉はカイコの餌として利用される。
名前の由来は、「和活」はホオズキの古名「カガチ」の転訛した語「カカツ」に対する当て字で、「柚」は黄色に熟した実を、色、大きさとも「ホオズキに似た柚」に例えたもの。

【生育環境】林縁
【分  布】山口県、四国南部、九州、沖縄、東アジア南部〜亜熱帯、オーストラリア
【開花時期】5〜6月
【カテゴリ-】