【特 徴】草丈40〜80cm程の常緑多年草。根茎は短く、稈は束生し、匍枝はない。稈は細く、全体に疎らに少数の葉を、稈の基部に束生状につける。葉は茎より短く、幅の狭い線形で幅2〜3.5mm。上部は稜をなして先端はやや鋭頭。小穂は広披針形の長さ7〜8mmで2〜4花をつけ、鱗片は4〜5個、長楕円状卵形。雄蕊は2〜3個で柱頭は2個。痩果は広倒卵形の長さ2〜2.2mm、痩果より短いくちばしがあり、刺針は6〜7個、長さ4〜5.5mm。 【生育環境】日当たり良い山地の湿地、原野 【分 布】伊平屋島、伊是名島、沖縄島 本州(中部以西)、四国、九州、屋久島、種子島、台湾、朝鮮、中国、インド、マレーシア 自生地と個体数が限られている。 【開花時期】 【カテゴリ-】沖縄県版RDB:絶滅危惧IA類 |