【特 徴】 樹高3〜5m程の落葉低木。小枝には軟毛がある。葉は対生し、卵状長楕円形〜楕円形の長さ5〜18cm、幅3〜8cmで、鋸歯があり、先が尖る。表面はざらつき、裏面は黄褐色の星状毛と腺点がある。葉腋に集散花序を出して淡紫色の小花を多数つけ、花冠は4裂する。果実は球形の径2〜3mmで、紫色に熟する。 【生育環境】 低地の明るい林内や林縁 【分 布】 沖縄島中部、台湾、中国南部、フィリピン 自生地は1ヶ所のみで、個体数は極めて少ない。分布域の北限で、国内で唯一の産地である。 【開花時期】 3〜5月 結実期:7〜12月 【カテゴリ-】 沖縄県RDB:絶滅危惧IA類 環境省RDB:絶滅危惧IB類 |