カヤツリグサ科  シンジュガヤ属

ホソバシンジュガヤ

Scleria biflora Roxb.

ホソバシンジュガヤ    ホソバシンジュガヤ
2014.09.12 伊是名島

ホソバシンジュガヤ    ホソバシンジュガヤ
2014.09.13 伊是名島

ホソバシンジュガヤ    ホソバシンジュガヤ
2014.09.13 伊是名島


【特  徴】草丈20〜40cm程の一年草。根茎はなくて茎は単立し、細い3稜形で無毛。葉は線形の長さ5〜15cmで幅1.5〜2.5mm。微毛縁。円錐花序の分花序は2〜3個で長さ1.5〜2.5cm、幅1cm。小穂を疎らにつけ、長さ3〜4mm、雌花鱗片は広卵形で竜骨は緑色。痩果は球形の白色で光沢があり、径約1.5mm、方眼格子模様があって、微毛が生える。

【生育環境】海岸近くの湿地、原野、水田の畦
【分  布】奄美大島、伊平屋島、伊是名島、沖縄島、石垣島、西表島  台湾、中国南部、インド、マレー半島   分布域の北限である。個体数は極めて少ない。
【開花時期】
【カテゴリ-】沖縄県版RDB:絶滅危惧IB類