クワ科 イチジク属

ホソバムクイヌビワ (細葉椋犬枇杷)

Ficus ampelas

ホソバムクイヌビワ ホソバムクイヌビワ
2012.02.19 名護市

ホソバムクイヌビワ ホソバムクイヌビワ
2012.04.30 国頭村

ホソバムクイヌビワ ホソバムクイヌビワ
2012.04.30 国頭村                                 2012.05.03 宜野湾市 花嚢

ホソバムクイヌビワ ホソバムクイヌビワ
2012.05.03 宜野湾市 花嚢                                2014.07.04 石垣島


【特  徴】樹高10〜15mの常緑中高木。新枝は硬い毛があってざらつく。托葉痕は枝を1週する頂芽は大きく、長円錐形で外側の芽鱗は1対。葉は互生し、単葉の卵形〜卵状楕円形。全縁〜波状縁で両面とも硬い毛があり、特に若葉はざらつく。(ムクイヌビワに比べると、葉のざらつきは弱い)葉は長楕円形で、先は尾状に尖る。葉身は長さ6〜12p、幅2〜6p。雌雄異株。花嚢(無花果=丸い実の中に花がある)は葉腋に1〜2付き、直径3〜4o。果嚢はやや平たい球形で黄色〜赤黄色に熟し、直径7〜9o。

【生育環境】低地〜山地の林縁、林内
【分  布】奄美大島以南の琉球列島
【開花時期】長い期間次々に花嚢を出す
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