【特 徴】樹高10〜15m程の常緑高木。葉は5〜12cmで肉質が厚く、倒卵形でやや鋸歯があり、ヤマモモに似ている。古い葉は赤く紅葉し、年中一部の葉が紅葉しているのが見られる。初夏に葉腋に穂状花序を伸ばし、白い釣鐘状の小花を咲かせる。花は花序の下のほうから咲き始め、花弁は先端が糸状に分かれていて、雄しべは開花直後は淡い橙色で、やがて黒褐色になる。葯が脱落すると、基部には橙色の腺体が見えてくる。萼片は長さ約5oで先端は尖る。果実は長楕円形の径1.5〜2cmで、緑色から黒熟する。 【生育環境】照葉樹林内、林縁 【分 布】千葉県以西、四国、九州、沖縄、台湾、東アジア 【開花時期】6〜7月 【カテゴリ-】 |