【特 徴】他の樹木等に絡み付いて繁茂する蔓性植物。1.5m〜3m程になる。全草に柔らかい毛が密生する。葉は互生し、深い切れ込みがあるが、変化が大きく分裂しないものから3裂、5裂するものなどがある。花の付く枝は葉と対生し、頂生の三叉状に分岐する散房花序に付く。花は1〜1.5cm程度で、大きく外に反り返った5枚の白または紫色の花弁を持つ。花冠は5裂し、裂片は次第に反り返る。花筒の入り口には緑色の斑紋がある。雄しべは黄色で花柱を取り巻き、合わさった葯が目立つ。花後に出来る実は1cm程度の球形の液果で、緑色から赤く熟する。 【生育環境】林縁 【分 布】北海道、本州、四国、九州、屋久島、種子島、奄美大島、沖永良部島、伊平屋島、沖縄島南部、伊江島、久米島、台湾、朝鮮、中国、インドシナ 【開花時期】9〜11月 【カテゴリ-】絶滅危惧IB類 |